この記事では、大学生からでも始められる資産形成術をご紹介。
まず管理法として私が普段から利用している銀行・証券口座の開設メリットについて解説していきます。
ネット銀行の利用率は8,1%
大学生であればアルバイトをしている方も多く、銀行口座をすでにお持ちの方も多いかと思います。
一般社団法人の全国銀行協会による18〜79歳までの男女への調査 によると、91%以上の人が銀行口座を所有しており、メインで取引している銀行は、
となっています。
このブログの読者でも上記に記載した銀行をメインにしている方が多いのではないでしょうか。
私は昨年からメインバンクを都市銀行からネット銀行へと変更し、証券口座も開き資産運用を始めました。
先程の調査に基づくとインターネット専業銀行をメインにしている人は8,1%といまだ割合としては低く、ネット銀行を利用するメリットを把握している人は少ないと思います。
そこでネット銀行を開設した理由や利用してメリットを感じたポイントを解説していきます。
理由①金利は大手銀行の100倍?!
現在お持ちの銀行口座の普通預金金利はどれくらいかご存知ですか?
代表例としてゆうちょ銀行の普通預金の金利は年0,001%の利率となっています。
今から20年前、大学生の方が生まれた時代の金利は、日本銀行のデータによると2000年は0,1%。
なんとこの20年で100分の1に減少。
さらに現役大学生の親世代が多いと思われる1970年代は3〜4%となっているため、現在が空前の低金利時代であることがよくわかります。
仮にいま100万円を銀行に預けていた場合、金利が0,001%なので年間で10円しか利息がつきません。
しかもこの利息から税金が引かれるため、受け取れる利息は7円か8円くらいです。
利率が3〜4%あった時代では預けるだけで毎年3〜4万円(税引き前)何もしなくても増えていき、なおかつ低リスクです。
10年間預ければ利息に利息がつくので元本が30%〜50%増え、さらに貯金額を増やせれば加速的にお金が増えていきます。
私も子供の頃から両親によく貯金しておくようにと言われたものですが、その意図はこういうことだったんですね。
さすがのネット銀行もかつての金利の水準ほど高くはありませんが、私が利用している楽天銀行は0,1%になっています。
条件はいくつかありますがクリアできれば、これはゆうちょ銀行や大手銀行の100倍になります。
その条件は以下の2つです。
※証券口座の開設ですが、未成年の場合は親権者の同意が必要です。
マネーブリッジとは楽天銀行と楽天証券の口座提携サービスで、設定をしておくと楽天証券から投資信託や株などの金融商品を購入するときに、資金の移動を自動的に行ってくれるサービスです。
もちろん金融商品を買わなくても金利の優遇は受けられるので、証券口座を開かない手はありません。
証券口座を開くことに抵抗をお持ちの方でも、楽天銀行は0,02%の普通預金金利なので、大手と比較すると20倍です。
楽天銀行以外でも金利が高い銀行はたくさんありますし、イオン系列でよく買い物をする方はイオン銀行など各々のライフスタイルに合った銀行選びも良いかもしれません。
理由②ゆうちょを超えた?!全国50,000箇所で無料でお金が引き出せる!
私が福岡に引っ越してきたときに気づいたことですが、地方に住んでみると地方銀行のATM数が圧倒的で、都市銀行のATMがほぼ無いことに気が付きました。
そのため、コンビニでお金を下ろすことも多く都度手数料がかかっていました。
先述の通り100万預けても利息が8円しか付かないのに、コンビニでおろすだけで1回100〜300円の手数料がとられてしまいます。
仕方がないなと思いながらも年間トータルするとかなりの金額になってしまいます。
ネット銀行は大手の金融機関と違い店舗を持たないため、お金を引き出す場合は必然とコンビニを利用することになります。
楽天銀行では細かな条件がありますが、月最大で7回までコンビニATM手数料が無料になります。
コンビニは、スーパーやドラッグストアと比較すると割高な商品が多く、極力買い物は控えていますが、ATMの利用場所としては非常に便利です。
現在の大手コンビニ国内店舗数は、以下の通りです。
※2020年4月30日現在
なんとその数51,992店舗です。
3つのコンビニのどこのお店で引き出しても無料ですし、これだけの店舗数があればもはやATMを探す必要もありません。
全国を網羅するゆうちょ銀行でさえATMの数は約29,800箇所なので圧倒的なネットワークを誇ります。
ネット銀行に変更したことで、お金とATMを探す手間が省けました。
急な出費や旅行の時などでも手数料を気にせずお金を下ろすことができるようになったことで、生活がまたひとつ快適になった気がします。
まとめ
現在メガバンクでは口座維持手数料の導入が検討されています。
もし導入された場合、気づかないうちに口座のお金が減っているなんてことになりかねません。
新しい銀行口座を開くには時間と手間はかかりますが、それを乗り越えて受けられる恩恵はそれ以上で継続的です。
自分でお金を得られたら、次は効率よくお金を管理する準備をしていきたいですね。
コメント
とても参考になりました。
読者登録させていただきますね。
次の記事も楽しみにしています。
一条さん
コメントありがとうございます。
ブログにコメントをいただくことが初めてだったのでとても嬉しかったです。
こちらも読者登録をさせていただきました!
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